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BUSINESS

<2021年11⽉を振り返って>⼭内英貴

11月は、FRBの金融緩和縮小に向けた姿勢が定まる中で落ち着いた推移をし、株式市場は堅調でしたが、月末にかけて新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の拡大への懸念が材料視されて、一気にリスクオ
フとなりました。

ホリデー・シーズンを控えた欧米の投資家が一年の区切りとしている11月末を前に、ポジション調整のきっかけとなってしまった印象です。12月に入っても、感染拡大の影響度合いについてはまだ不透明ですが、
市場も落ち着きを取り戻しつつあります。

当月のGCIエンダウメントファンドは、株式市場下落の影響をヘッジファンドがカバーし、成長型・安定型ともにプラスとなりました。オルタナティブ投資を活用することで、リスク分散とポートフォリオの安定を
狙う当戦略の真価が発揮されたと思います。

引き続き「慎重なる楽観」という姿勢で、受益者のみなさまとともに、整斉と所定のリスクを取り続け、長期的なリターンの積上げを目指してまいります。