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ヘッジファンドってわかりにくい?!その理由は?

ヘッジファンドを理解することは商品の特性上、簡単ではない!

ヘッジファンドが一般の投資信託と比べていまひとつ理解が進んでいない理由のひとつに、ディスクロージャー(情報開示)の問題があります。
ヘッジファンドが情報開示に慎重なのは、運用戦略や手法が超過収益の源泉になっているからです。手口をさらすと、他のファンドマネジャーが真似をして漁夫の利を得る可能性があるのです。
日本の相場格言には「人の行く裏に道あり花の山」というのがありますが、アメリカでも「A fisherman sees another fisherman from afar.」(漁師は遠くから他の漁師を見つめている。)というものがあります。
前者は他人とは異なる投資手法でないと儲からない、後者は誰かが虎視眈々と儲ける方法を狙っている、というものですが、ヘッジファンドはまさしく他社に真似をされるとアウトです。

GCIのヘッジファンドは月次レポートでも確認可能!

そうは言っても最近では、情報開示に対する要求水準が当局や顧客の間で高まり、ヘッジファンドの透明性が以前よりも向上してきたことは間違いありません。
例えば、当社が運用しているGCIエンダウメントファンド(成長型/安定型)については、組入対象の自社ヘッジファンド『GCIシステマティック・マクロファンド クラスA』の運用状況等については、通常の投資信託同様に月次レポート等にて毎月公表しています。

このように、投資信託とヘッジファンドが組み合わさることで、情報開示が進む場合があります。

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